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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2009/06/05(Fri)

(No.5) まず、足元から。~下坐行(げざぎょう)のすすめ~

 『足元の紙屑一つ拾えぬ程度の人間に何ができましょう。足元の紙屑を拾うのは下坐行の第一歩です』(国民教育の師父 “森 信三”氏の言葉)。という文字は、『土』の上に二人の『人』が並んでいます。上下関係ではなく、対等関係を意味しています。

 俺はトップだから、と上から大言壮語してはいけません。まず、足元の簡単なことでも良いですから実践してみて下さい。きっと、自分も周りも良い方向に変わって行きます。それが出来て初めて経営者の仕事が待っているんです。

 そうすれば共鳴する人が現れ、一燈が二燈になり、二燈が三燈になり、良循環して内に外にと広がって行くのです。経営の成果につながって行くのです。そのわけは、人間の営みの中で一番至難なことである人の魂が育って行くからです。

 社員を研修会に参加させることも良いでしょうが、トップ自らの下坐行こそ最も効果的で根本的な社員教育につながると思います。『経営者は優れた教育者たれ』 のことばは、心に響く戒めであり箴言(しんげん)であります。

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2009/06/13(Sat)

(No.6) 二流のリーダーは金儲けをし、一流のリーダーは人儲けをする。(石川 洋)

  松下幸之助氏は『物をつくる前に人をつくれ』と言っています。同じ意味だと思います。
経営とは人が行い、人を対象とした営みです。人をないがしろにした経営はいつかは行き詰まるでしょう。儲かってはいるが、人材を育てようとしていない企業は要注意企業と私たちは考えています。

 『どこまでも、まず、人間をつくれ。それから後が経営であり事業である』と中村天風氏も言っていますが、経営の本質を突いていると言えるでしょう。

 古い話では、 『玉、琢かざれば器とならず。人、学ばざれば道(真理)を知らず』(礼記)のように、自分自身や社員を琢く努力の大切さを教えています。

 金儲けを否定するわけではありませんが、経営の重心に『人づくり』も加えてみては如何でしょうか。
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2009/06/20(Sat)

(No.7) 経営のプロの3条件とは?

  プロの経営者とは、『景気悪化など経営環境がどのように変化しても対応でき、明確な経営ビジョンのもと、社会的にも貢献できている経営者』と私たちは考えています。
以下は、そのための3つの条件です。

① “経営知識”があること。
   (自社の問題点を正しく把握するための経営知識が必要です)

② “経営理念”が確立していること。
   (社会や従業員に対する使命観、経営哲学、人間観、世界観に裏付けられた経営理念)

③ “経営経験”を積んでいること。
   (経験年数の問題ではありません。問題意識を持って経営課題解決に取組んだ経験)

  社長としての免許証はありません。タクシーの運転手は二種免許証が必要ですが、経営者は免許が無くても経営はできます。しかし、3条件が満たされないと、無免許運転と同じ様なもので、いつ事故を起こしても不思議ではありません。

 経営のプロとしての力をつける為には、役員の教育予算をとり、十分な教育投資を行なう必要があります。また、社長が役員と十分なコミュニケーションを図ることも重要です。方針があいまいであると、無駄な投資になってしまうからです。

  新入社員教育には時間と費用をかけますが、役員陣の教育を重要視していない企業が多いようです。役員陣の教育を予算化し、ぜひ、計画的に役員陣の教育に取り組んでみてはいかがでしょうか。

  教育は下からではなく、上から順に行なうことが鉄則です

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2009/06/27(Sat)

(No.8) 鉄はサビによって鉄を失う

  『鉄はサビによって鉄を失う。人は傲によって自分を崩す。よってみがく努力を忘れてはならない』との言葉があります。また、『職人さん達は、命の刃物を研ぎ続ける。人間も心の尖端を研ぎ続ける』との教えもあります。

  人も必ず切れなくなる時が来ます。よって、心を研ぐための道具“砥石”がどうしても必要なんですね。『俺は研がずとも大丈夫』とうそぶく人も、まだ気付かない人もいますが・・・・。
 
 つまり、良い砥石を持たねばならないとの戒めであります。

 良い“砥石”を持つということは、畏友(尊敬できる友人)、真の師、聖賢の書物などを持っていることです。

  人は、逆境、苦境、壁に阻まれた時などに、初めてその大切さに気付くものです。
早速、あなたの砥石を持つことに致しましょう。

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