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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2013/09/28(Sat)

(No.230) マーケティングとは?もっと実践で活用を (3/3)

業績アップのためにすぐにでも実践して頂きたい具体的実行策について述べていきます。
 
マーケティングを社内で研究し検討し、具体的にある程度早期に効果を出すために、社内で早速協議して頂きたい次の4つの項目があります。
 
マーケティングなどは専門的に勉強したり研修を受けたりしたことがないので、全然知らないし社内で検討する手法など知らないとおっしゃる方も多いと思いますがご心配は無用です。
 
次の要領で実践なさって下さい。やればやるほど深化と進化していくものです。もし将来マーケティングを専門的に学ぶ機会があれば積極的に受講なさることはお薦めしたいと思います。
 
では具体的な4つの項目の説明に入りたいと思います。

①自社の商品サービスのターゲットや狙いはどこか? 誰か?誰に売りたいのか?誰に買って頂きたいのか?狙いは定まっているのか?と言うテーマです。

 自社の真の顧客は誰なのか?を絞り込む事が大切になります。全ての人を対象にしては決していけません。「顧客の選択が 事業を決定する」とまで言われ、大切な視点になります。
 
②次に、顧客の立場や視点で見た時に、自社を選ぶ理由は何なのか? 強みや魅力は一体何なのか?顧客が認める自社の提供する価値は何なのか? 自社の本当の商品は何なのか?などを討議して意志統一をすることです。表面のみを観ないことです。心の目で心の耳で探究して下さい。
 
③と同時に競合他社との違いは明確になっているのか?を合わせて討議して下さい。
 
④最後のステップは、自社の顧客を我が社はどの様に大事にしているのか?そのために現在どの様なことをやっているのか?を討議して下さい。その理由は売上利益ばかりを大事にして、顧客を大事にしない企業が、社会や市場から、つまりマーケットから大事にされるはずがないからです。

 以上この4点について、社内の関連あるメンバーでトコトン協議して下さい。マーケティングと言うと何やら難しく聞こえますから、もっとシンプルに考えていけば、今まで気づかなかった新たな発想・概念が次から次へと出てくると思います。
 
騙されたと思って是非実行してみて下さい。参加者のマーケティングに関する意識が全然違ってくると思います。
 
これらの協議の結果、改善したいことや、要望事項を一枚の表にしてリストアップなさって下さい。改善の目的や効果、必要性についても協議して下さい。その結果、必要と判断された項目について、
 
   自分達だけで出来るのか否か?会社全体で変える必要があるのか?
   費用がかかるのか、かからないのか?
    優先順位が高いのか低いのか?
    すぐに実行出来るのか否か?時間がかかるのか?
 
 の4つの視点で分類して一覧表になさって下さい。課題が整理され、やるべき事がすっきりと見えるようになると思います。
 
  上記作業で分類した項目を行動計画(工程表)に落とし込み、実践移して下さい。5W1Hにまで具体化することです。いつからいつまで どこの誰が 何を 何のために どんな方法で実行するのかが決められることになります。
 
  社内での協議は、お一人で考察なさるよりは、複数で協議なさる方がよろしいでしょう。みんなで識を共有化できるため、今後の展開がスムーズになって行くからです。
 
  実践の結果、社内の意識にも変化が生じ、成果や業績に、少しずつですがその効果が現れていくと思います。ぜひ実践なさることを提言したいと思います。
 
もう一つ付け加えますと、自社を取り巻く周囲は大きく捉えて、今まで過去5年間の間、経営環境面はどの様に変化してきているのでしょうか?また、あなたの会社は、その変化に合わせて、自社をどの様に変化させて来られたのでしょうか
 
この二点を正確に認識することは「企業の持つべき基本的2大機能」と言われる 革新機能(イノベーション機能)」と「市場開発機能(マーケティング機能)」がうまく発揮され、また、働いてきたのか否か?を実証したり考えたりすることが可能になると思われます。この討議と作業を実践なさって下さい。自社を正しく診断する手段として有効な策と思います。
 
このことは、今後のマーケティング活動や経営改善にとって必ず大きなヒントになると思います。是非時間をかけてでもチャレンジして下さい。
 
最後になりますが、今回のテーマであるマーケティングを活学なさり、従来に比べて少しでも社内の体質改善を進められ、御社の業績をより一層改善なさることを心から願ってやまないものであります。
 
 
 
お問合せ、ご意見、ご感想がございましたら、お気軽にメールでのお問合せをご利用下さいませ。お待ち致しております。     
 
執筆担当者 山口一道宛のメールアドレスは右記です。 mailto:yamacon@har.bbiq.jp

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