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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2015/07/04(Sat)

(No.322) 真の人望を身につけよ 「人を動かす真の力とは何か」 (2/2)

それでは、社員、お客様、家族…すべてに愛され、信頼され、応援される「人望」とは何なのでしょうか? 人望 」とは目に見えない無形のもので、手で触れることもできません。しかし経営者やトップリーダーなど人の上に立つ者にとっては無くてはならないもの、それが「人望」になります。 

   一般的に稼ぐセンスがあり、金儲けの上手い「できる」経営者ほど「人望と事業の成功は関係ない。人望だけでビジネスはできない」という大きな誤解をしておられる方が多いものです。
 
確かに、優秀な他人や他の企業との競争原理でつかみ取る社会的成功 には、キレイゴトでは済まされない厳しさが必要になります。時には非情な決断で、誰かに犠牲を強いることもあれば、高い目標を掲げて、それを達成するために妥協は許さないという気迫で、社員を追い詰めなければならないこともあるでしょう。
 
それができない経営者というのは、結局、自らの甘さとお人好しの結果で会社を潰し、多くの人に迷惑をかけることになります。だから、この様なお人好しで薄っぺらな優しさを「人望 」と勘違いしないで頂きたいと思います
 
ここで言う人望 とは、単なる優しさではありません。そもそも優しさには「稼ぐという責任を持つ優しさ」と「稼ぐという責任を持たない優しさ」の2種類があります。人望は前者の「稼ぐという責任を持つ優しさ」のことになります。人望と似た言葉に人気がありますが「人気とは責任のない人望」といえると思います。当然ですが経営者に必要なのは「責任のある人望」になります。一般の人の人望とは全く違うものになります。
 
言うまでもなく、ここでいう責任とは社会的責任 のことを言います。成功すると、お客様や取引先や社員とその家族、金融機関や株主、はたまた究極はお金に対する責任などが発生します。だから順調に成長発展し成功すればするほど、大きな社会的責任が待っているのです。よって社長がその責任を感じ、これに応えていく人にこそ、多くの人々が「この人のためなら」「この人についていこう」と社長の夢やビジョンの実現の協力者となって動いてくれるものなのです。
 
これが、人望 のある経営者がもつ真の「優しさ」であり、人望のある経営者がどんなに厳しく接しても、決して人が離れていかないばかりか、喜んでついていくのも、本能的に厳しさの裏にある優しさ責任感を相手が感じ取るからなのです。
 
「人を思いのままに動かす人望 」とは、決して小手先の心理テクニックで他人を操る手法ではありません。他人に愛され、信頼され、応援される人間力を磨き、そしてその人間力という人間的魅力によってまわりを感化し、ともに成功へと向かうためのモチベーション(動機付け)コントロールのことを言うのです。いくら古典や人間学や道徳を勉強して人望の重要性を頭で理解しても、残念ながら簡単に身につくものではありません。
 
尊敬される人間になりたいのに、いつも人を責めて他責 にしてしまう。口では「自分が成功できたのはまわりの皆さんのお陰」と言っていても、本音の部分では「自分が優秀だから成功できた」「まわりはバカだ」と見下し、支配することに喜びを感じてしまうものです。
 
なぜなら、人間にとって最も強い欲求の一つに「承認欲求 」というのがあるからなのです。社会的な動物である私たちにとって、他人に認められることは大きな喜びであり、誰でも心の中に「認められたい」「勝ちたい」という「優勢勝他の本能」という根源的な欲求をもっているからです。
 
そしてこの承認欲求は、経営者のように自分に自信があり、仕事能力の高い人ほど強く、これを原動力に成功してきた人が多いのも事実であります。だから、放っておいたら成功するほどにエゴ(自我)はどんどん肥大化していくものなのです。
 
また経営者が人望を発揮できない理由として、深刻なのは成功しているが故の「驕りであります。厳しいことを言えばバリバリと稼ぐ「できる」経営者ほど、人望などなくても自分は成功できると図に乗っている方が少なくありません。
 
しかしご心配は無用です。脳のメカニズムを利用すれば、人間が本能的にもつエゴ(自我)や、意のままにならないマイナスの心を簡単に変えることができるのです。というのも、人間というのは脳の90%以上を占める潜在意識 にインプットされた「条件付け」によって行動するからです
 
成功する人の潜在意識には「成功」が条件付けられているし、もし万が一、失敗が条件付けられていれば、どんなに努力しても成功できないのです。したがって、心と行動を支配する潜在意識に「人望の経営者」と同じ様な条件付けを施せば、否応なく人望が身についてしまうというわけです。いかに潜在意識の状態を変更するか、更改するか、大掃除するかが決定的に重要であるということになります。
 
 
 
★ みな様のご意見・ご質問・ご感想をお待ちしております。 yamacon@har.bbiq.jp
 
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2015/07/11(Sat)

(No.323) 希望学に学ぶ 希望の役割 (1/4)

  希望とは何でしょうか?21世紀に入ってから希望学という新しい学問がスタートしました。希望学とは、希望を持てる社会とはどのような社会か?を明らかにしようとする学問で、正式には「希望の社会科学」と言われています。理想的には誰もが希望を持てる社会を作りたいものであります。
 
希望学では、希望とは「大切な何か行動によって実現しようとする気持ち」と定義されています。希望とは「何か」「行動」「実現」「気持ち」という4つの柱で成り立っています。反対に希望が持てない人は4本柱のいずれかが欠けていることになります。欠けているものを満たすことで、希望を持てるようにもなるのです。
 
ところで人はどんな時に幸せを感じるのでしょうか?大好きな人と一緒にいる時や、やりがいのある仕事をしている時など様々でしょうが、共通点があります。幸せの中にある人は、今の状況が少しでも長く続いて欲しいと必ず思うという点です。つまり幸福は継続や安定を求めるものです
 
それに反して希望は違います。恋人が欲しいとか、もっと自分らしい仕事がしたいなど、希望で求めるものはいずれも「まだない存在」なのです。今は「ない」けれども、未来には「ある」様に変わってほしい。つまり希望とは常に変化を求めるものなのです
 
人間は満足度を最大化するために、何かを選んだり行動したりします。その満足は現在の幸福を保つためですが、未来の希望を実現しようとすることでも得られます。要は、幸福と希望は人間が心を満たすための車の両輪のような存在なのです
 
話は少し転じますが、あなたは将来に対する「希望」(将来実現して欲しいこと・実現させたいこと)がありますか?とこんな質問を含んだ国内でのアンケート調査の結果があります。対象者の年齢は20歳から59歳です。
 
2006年の調査では、78%が「希望がある」と回答しました。5年後の2011年の同じ質問・同じ年齢層の回答では「希望がある」は70%まで低下していました。さらにその3年後、2014年の調査では、希望を持つ人の割合は54%まで下がっていたとのことです。8年間で24%も下がっていました。
 
  別の調査では、将来の自分の生活・仕事に希望があるかどうか?を尋ねています。そこでも「希望がある」という人の割合は、2007年の55%から連続して低下して、2013年には35%まで下がっていたとのことです。
 
上の2つの調査から判断しますと、どうやら日本では、若い世代などを中心に、将来に希望を持てない人々が確実に増えているようです。では他の国々はどうなのでしょうか?
 
外国では、2014年の秋に我が国と同じ様に、20歳以上59歳以下を対象に、希望の有無に関する同じ質問が実施されています。その結果「希望がある」と答えた人の割合は米国で93%、英国で87%、オーストラリアでは89%でした。2015年に別の国で調査すると、ドイツで97%、中国で93%、韓国では87%の人が「希望がある」と答えています。
 
我が国は6ケ国の中で一番最低の低い数値です。2014年の結果の54%にとどまる日本とは、43%~33%の大きな開きがあり驚きを禁じ得ません。皆さんも私同様にエッと驚かれることと思います。
 
このアンケートの結果より考えてみれば、日本では今や、世界的にも珍しいほど、希望を持たない、もしくは希望を持てない人々の国になっているのです。残念で仕方ありません。
 
認めたくはありませんが、我が国は世界の国々の中で俯瞰して、比較してみると、二流三流へと低下し衰退しているからなのでしょう。なぜなのでしょうか?この様な開きの根本理由は何なのでしょうか?落ち着いて考えて見ますと、それに相当するような現象や事象があれこれと浮かんでまいります。
 
(次回に続きます)
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2015/07/18(Sat)

(No.324) 希望学に学ぶ 希望の役割 (2/4)

  それでは、希望を持っている人は、持っていない人と比べて何が違うのでしょうか?調査による統計分析からはいくつかの客観的な事実が明らかになっています。
 
まず希望の有無は、年齢とより密接な関係があります。若い人の方が希望を持ちやすい傾向があります。希望の実現にとって何より重要なのは時間でしょう。時間は若い人々により多く与えられた貴重な資源です。豊富な時間を活かして希望の実現に挑戦できることは本来若い人の特権なのです。にもかかわらず、日本の若者たちが希望を持てなくなっていることは、それだけ深刻な問題であると言えるでしょう
 
また希望は、高卒よりも大学や専門学校を卒業した人の方が持ちやすい傾向も指摘されています。教育を受けて知識や技能を身につければ、人生の選択肢を増やし実現可能性を高めるので希望を持ちやすくするのでしょう。全ての人々が高度な教育を受ける機会が保証されたなら、社会に希望が広がることにつながるでしょう。
 
次に健康であることも希望を持つための大切な条件です。病気やケガで行動が限定されることは希望を持ちにくくします。高齢社会になればなるほど、希望を持つ人の割合は自然と減少します。
 
もう一つ希望にとって重要な要素があります。仕事です。仕事をしている人は、していない人よりは明らかに希望が持ちやすくなります。それは仕事によって希望の実現に必要な所得が得られるからです。また、仕事を通じて自分のやりたかったことが実現する場合もあるでしょう。誰にとっても仕事があるということは、希望を社会に広げるためにも重要な要素の一つなのです。
 
希望の有無に関して、友達も大事な要素の一つです。友達が少ないと感じている人ほど希望が持ちにくいことも明らかになっています。「あなたは友達が多いほうだと思いますか?」この質問を20歳から59歳の人にすると、米国では40%の人が「多い」と答えています。英国では約30%、中国でも約25%が「多い」と答えています。しかしながら、日本では約8%だったとのことです。一方、日本では友達が「少ない」「いない」を合わせると60%超で突出して多くなっているとのことです。
 
友達や知り合いとの交流の中で希望に出会い、彼らの協力や支えで希望が実現することもあるでしょう。反対に、孤独な人ほど希望との出会いが乏しく、ひとり孤立した状況では希望をかなえることも難しいでしょう。人々がつながりあうネットワークを「社会関係資本」と呼んだりしますが、社会関係資本は、希望を持つための重要な条件なのです
 
俗に言う「」といっても良いと思います。家族・親友・恋人などは、緊密な交流を伴う「強い絆」でしょう。このの中で生活することは、安心や幸福の源なのです。もう一つのである「穏やかな絆」もあります。自分とは異なる場所で生活しているでしょうが、実際に会ってみると彼らは自分とは違う情報を持っている分、新鮮な発見や気づきをもたらし、それが希望につながることも多いのです。
 
この「穏やかな絆」は気づきや希望の源なのです希望のためには、この「穏やかな絆」を広げる機会が大切になります。ビジネスの世界でネットワークの大切さが盛んに言われていますが、この「穏やかな絆」を広げる大切さのことを言っているのです。
 
この場を拝借して報告しておきますが、我々が運営しています「YMCグループ」では、異業界や異業種の方々との交流の場絆を広げるお手伝いをしています。「交流会NEXT」と呼んでおります。定期的に会合を実施しています。この「交流会NEXT」への参画をなさり、ネットワークや人脈を広げてみられてはいかがでしょうか。ご興味ご関心があられましたら、YMCグループのホームページをご参照下さいませ
 
(次回に続きます)
 
 
 
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2015/07/25(Sat)

(No.325) 希望学に学ぶ 希望の役割 (3/4)

この広い世間の中で、これまでの人生がすべて順風満帆だったと言い切れる人はいるのでしょうか。むしろ多くの人は過去に少なからず挫折や試練を経験してきたのではないでしょうか。実はこの挫折体験希望と深く関わっているのです。アンケートの調査結果では、挫折を経験してきた人ほど、実現見通しのある希望を現在多く持っていることが判明しています。では挫折がなぜ希望につながるのでしょうか?具体的な事例に学んでみたいと思います。
 
  学校を卒業すると、ほとんどの人が就職をしますが、小学生や中学生の時代に希望していた職業に就く人はほとんどいなくて10%内外とのデータがあります。ところが現在やりがいのある仕事に就いている人は、その多くの人が子供の頃の希望の職業を実現した人ではありませんでした。むしろ別の仕事へと希望を柔軟に修正した人ほどやりがいを感じていました。
 
別の事例では、30歳から59歳の就業者に対して、就職後5年以内に何らかの仕事上の挫折や失敗を経験したかどうかを尋ねると、48%の人が挫折経験者だったとのことです。また挫折を経験し乗り越えてきたという自負を持つ人ほど、現在、仕事に希望を持って取り組んでいる傾向が強かったとのことです。つまり、希望を持つ傾向は、挫折体験者の方が挫折を全く経験してこなかった人よりも強くなっていたとのことです
 
男女間の恋愛についての調査結果も報告されていますが、過去に失恋経験という挫折体験のない人ほど、現在、恋愛に希望を持っていないとのことであります。別の表現では、失恋経験という挫折体験のある人ほど恋愛に希望を持っている人が多いとなります。仕事と恋愛では関係がないようですが、挫折体験の有無が希望の有無とつながっているとのことで共通点がありそうですね。
 
現在、晩婚化が叫ばれていますが、ひょっとしたら、若い時に失恋経験や挫折体験のない人が多いために、恋愛や結婚に希望が持てずに、結果として晩婚化が多くなっているのかも?知れませんね。
 
挫折は誰にとっても苦しい経験です。しかしその経験から何かを学び、希望を修正していけば、生きがいにつながる本当の希望に出会えるとも言えるのでしょう。挫折体験はその人に好影響をあたえてくれるということでしょう。そう考えると、現在いろいろな困難の中にある人も、少し気持ちが楽になると思うのですが、いかがでしょうか。
 
そもそも、経済学は、限られた資源を効率的に配分し、同時に公正に分配する仕組みを考えるための学問です。この効率性は、希望と相反するかのような関係にあります。希望を持つ人と持たない人の特徴を調べてみると、無駄な努力はしたくないという効率志向の考えが強い人ほど、希望を「持ちにくく」なっているとのことです。逆に言えば、努力するのは希望を実現するためには当然である、と考える人は希望を持っている人といえるのでしょう。
 
人間は誰でも自分にとって損になることはしたくないものです。そして得になることをしたいものです。損や得を判断するには「情報」が必要です。ところが情報はいつでも十分にあるわけではありません。特に未来については分からないことだらけです。何が損で何が得かということも、本当は良く分からないものです。だからこそ、現実の世界では一所懸命にやっても上手く行かずに、努力が無駄になることもたまにはあるでしょう。
 
  反対に、様々な苦労を経験した年配の人の中には、こんな言葉をつぶやく人がいます。「人生いろんなことがあったし、失敗もたくさんした。しかし振り返ると、人生に無駄なことなど何もなかった」と。この様な考えの人は何歳になっても若々しく、希望を持って何かに取り組んでいることも多い様です。
 
この様な人は、これまで失敗を恐れずに挑戦してきた、まさに「希望の人」そのものになるでしょう。先の見えない中で希望を持ち続けるには、損得を超えた情熱無駄を恐れない気持ちが必要であり、また大事であると思います。無駄になることを過度に恐れる人は何かに挑戦する気持ちも弱くなりがちでしょう。先述しましたが「無駄な努力はしたくないという効率志向の強い人ほど希望を持ちにくい」との考えに近いのではないでしょうか。
 
ところで、私の好きな歌で、いつも勇気を鼓舞されている歌を思い出します。希望の大事さを指摘しています。「青春とは人生のある時期のことではなく、心の持ち方をいう。人は年を重ねるだけでは老いない。希望ある限り人は若く、希望や志を失った時に人は初めて老いる」と。サミュエル・ウルマン80歳の時作成 青春の詩より。 

(次回に続きます)
 
 
 
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2015/07/31(Fri)

(No.326) 希望学に学ぶ 希望の役割 (4/4)

次に、大人になって希望を持てるかどうかは、その人の子供時代の経験が重要であるとのことです。アンケート調査で、希望の有無と同時に中学生の頃の家庭の様子を尋ねた結果が残っています。家庭が経済的に豊かだったと答えた人ほど、現在も実現見通しのある希望を持っていることがわかったのです。
 
  最近は子供の貧困が社会問題として認識されるようになりました。誰もが未来に希望を持てる社会を作るには子供の貧困は解決しなければならない重要課題だと思います。
 
しかし、もっと調べてみると経済的な豊かさ以上に、希望の有無を左右する家庭の特徴があったのです。それは中学生の頃に家族から「信頼」されていたという記憶や自負を持つ人ほど、大人になってから希望を持っていたのです。
 
また、別の調査では日本、米国、フランス、韓国の希望の状況が調べてあります。まず各国に共通して、信仰や宗教など何か信じるものがある人ほど、希望を持っていたとのことです。今の日本人には無宗教の人が多いと聞きますが、日本では将来に希望を持てない人が確実に増えているのも、その辺と関係があるのかも知れませんね。
 
さらに小学校から高校までの青少年期に親以外の目上の人から、信頼・評価されていた記憶を持つ人ほど、希望の実現に向けて努力していたのです。子供の頃に、家族や大人から信頼され、肯定的な言葉やまなざしを向けられることで自尊感情が育まれます。「自分はできるんだ」「自分がやってもいいんだ」という自己効力感自信力が、希望の実現にまい進する原動力になるのです。
 
失敗は成功の母」という言葉がありますが、「信頼は希望の母」と言っても良いでしょう。信頼とは相手の存在を全面的に肯定することです。経済的に苦しくとも、信頼され、愛情のある温かい雰囲気の中で育った子供は、未来に希望を抱くことができます。
 
  一方で、進学や就職で子供に期待をかけすぎることは、子供の存在を全面的に肯定する信頼とは異なることにも注意が必要でしょう。「大人は子供を信頼している」という大前提こそが、希望を持って挑戦する人材の育成につながっていくのではないでしょうか。
 
我々誰にとっても教訓にしたいのは、いついかなる時であっても、希望さえ失わなかったら、そこに道は必ず開けていくと言うことだと思います。
 
最後になりますが、今まで述べて参りました、希望の有無に関しての条件や要因のまとめをしておきたいと思います。後日の振り返りにご活用下さい。
 
1.年齢(時間) 肉体年齢より心の様相、心の持ち方がポイント、希望ある限り人は若い
2.教育(知識と技能の量と質) 日本再生は教育から 地方創生も教育からと言う
3.健康 健体康心
4.仕事(所得) 終身現役 生涯現役
5.友達、知り合い、ネットワーク(社会関係資本)、(特に穏やかな絆を広げよ)
6.挫折体験の有無 苦しい経験だが人を磨いてくれる 好影響を与えるありがたいもの
7.失敗を恐れず挑戦する人 「失敗は成功の母」という
8.損得を超えた情熱を持ち無駄を恐れない人 本来「天に棄物や無駄は一切ない」
9.何かを信じている人(信仰や宗教、信念、) すべては志から始まる
10.子供時代の経験 信頼されていた、評価されていた記憶を持つ人 「信頼は希望の母」なり
 
以上の10項目です。活学を期待致します。
 
 
 
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