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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2017/03/04(Sat)

(No.409) 眠れる遺伝子をいかにスイッチ・オンにするか (3/4)

  自分が「ここまでだ」と思っている限界は、決して限界ではないと思います。「全遺伝子情報(ゲノム)はたったの2%しか働いていないのだ、あと98%も残っているのだ」と思って、何事も「できるのだ」「人間の潜在能力や可能性は無限大で凄いものなのだ」と信じてやってみることが大切です。

 

  「自信がない」とか「自分はダメだ」とか初めから諦めてしまっては、目覚めるものも目覚めてはくれません。自分の能力を信じ切ること」です。それが遺伝子のスイッチをオンにするのです。道元禅師の言葉で「切に思うことは必ずとぐるなり」というものがあります。遺伝子のことは知らなくても、思い方一つで実現するか否かが決まるのだとコツをつかんでいたのですね。凄いものであります。

 

  「もっとこうなりたい」というハングリー精神があってこそ、人は何かにチャレンジしようと思うものであり、そこから新しい力を発揮するような良い遺伝子がオンになってゆくのでしょう。

 

よく世間では「ストレスは人生の調味料だ」とも言われています。ストレスというと嫌う人が多いようですが、適度のストレスはむしろ必要であるとも言われております。村上和雄氏はストレスを「陽性」と「陰性」に分けて考えておられます。

 

 陽性のストレスは、笑ったり喜んだり感動したりする気持ちのことです。これらは良い遺伝子のスイッチをオンにしてくれます。笑うと良いスイッチがオンになるとも発表されています。一方、陰性のストレスとは不安や悩みや怒りなどであり、これらは悪い遺伝子のスイッチをオンにしてしまいます。極力避けるように努力いたしましょう。

 

 ストレスが陽性になるか陰性になるかは、その人の心がけ次第なのです。つまりストレスに良し悪しがあるのではなく、ストレスをどう受け止めるのかで、それが良いストレスにもなるし、悪いストレスにもなるということです何事においても、ストレスを「成長のためだ、有り難い」と前向きに受け止めれば、ストレスは強い味方になって、良い遺伝子スイッチをオンにしてくれると言われております

 

ここで、次の短歌が頭の中に浮かんでまいります。

人生は 心ひとつの 置きどころ 良くも悪くも 使い方のみ」人生は心の使い方ひとつなのです。

 

人生は 受け止め方で どんなにも 変化するもの 有り難きかな」どう受け止めるのかで、右に行くのか左に行くのかの方向が決まってしまいます。仕事面、幸か不幸か、運命、人生まで決まってしまいます。

 

苦に会えば ただちに変えよ 感謝して 喜びにして 受け止めること」万が一苦に会ったとしても、辛いでしょうが、有り難いと前向きに受け止めて下さい。きっと良い方に循環していくはずです。

 

 話しが少し転じますが、一体何が私達を新しいことに挑戦させるのか? と言えば、外から絶えず入ってくる刺激になります。いつも「守り」に徹していたのでは、決して新しいものを取り入れることはできません。その「守り」の姿勢が遺伝子をスイッチ・オンにすることは、まずあり得ないでしょう。守りとは現状維持であり、いま働いている遺伝子だけで十分事足りるということだからです。

 

  眠っている遺伝子は、強く必要とされなければ目覚めてはくれませんだから「守り」ではなく「攻め」の姿勢で新しい刺激を求めていくことが大切になるのです。前回にも述べましたが、現状に安住する気持ちや安定志向では成長は難しいのです。

 

  ビジネスの世界では、トップリーダーでも、そうでない方々もこの考え方は、大いに今後の参考になると思いますので活学して下さい。ビジネス界では常に「挑戦・革新・創造」が重要なキーワードであり有名であります。「挑戦・革新・創造」の三つの単語はいつも意識して、口に出して言葉にして使って頂きたいキーワードであります。

 

  最後に、経営の三大原則についての、短歌のご紹介をして今回は終えたいと思います。活学下さい。

 

「不可能と 思えることを 可能にす それがビジネス 挑戦力だ」  挑戦チャレンジです。

 

「非常識 それを打破して 常識へ それがビジネス 革新力だ」  革新イノベーションです。

 

「ビジネスは からまで 生み出すの それがビジネス 創造力だ」 創造クリエイションです。

 


(次回に続きます)

 

 

 

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2017/03/11(Sat)

(No.410) 眠れる遺伝子をいかにスイッチ・オンにするか (4/4)

  何かに挑戦する時は、それがプラスかマイナスか?できるのかできないのか?効果的かどうか?などといった評価は後回しにして、「とにかくやってみる」ということが大事であると思います。挑戦することを先送りにしていては、決して大成はできないからです。

 

  完璧な見通しなどは絶対にないのですから、頭の中で考えるより先にまず「やってみること」が大切になるでしょう。もし失敗したとしても、失敗はそれまでの努力を無駄にするものではありません。それどころか、新しい元になる貴重な体験なのです。天には無駄なことは一切ないのです。必要なことばかりなのです。

 

  そして一旦始めたら、どこまでもやり続ける、やり抜くことです。疑いの念を持ったり迷ったりせずに、あせらずに地道に泥臭くてもよいですから、一途に思い込んでいかに単純でもやり続けることです。流行りの言葉を使えば「GRITグリット」と呼ばれる能力のことです。

 

  最後までやり抜く力、やり続ける力のことを指しています。諦めない力のことになります。本来、人間は誰でも同じですが、才能だけでは花は開きません。その才能に努力というパワーが加わって初めて能力という花が開きます。また、その能力に次の更なる努力が加わって初めて物事は実現という花が開きます。

 

  この様に最後までやり抜く、やり続ける力を「GRITグリット」と呼びます。この教えは努力の大事さを指摘している教えですから、日本人の精神にピッタリ合った教えだと考えております。見識の一つとしてご自分の考えとして身に付けて頂ければと思います。

 

  ビジネスにおいての、チャンスについては、自ら「チャンスです」と名札を付けてやってくるほど親切ではありません。必要なのは、チャンスを待ちわびるのではなく、こちらからチャンスを見つけることです。

 

  さらに言えば、何かのきっかけで現状をチャンスに変えることではできないものでしょうか? 少しヒントを申し上げますと、チャンスに変えるためには、思考を・心や意識を・思いや考え方を・言葉を・感情を・行動を・環境を変えてみることではないでしょうか?

 

  たくさん挙げましたが、最後に書きました、環境の変化心境の変化をもたらします。さらに心境の変化は良い遺伝子までも変化させて、スイッチがオンになります。その上、環境が変化すれば必然的に見知らぬ人との出会いが発生いたします。その結果として新しい縁が必ず発生します。

 

  その様に環境を変えれば変えるほどに、運命の出会いとめぐり合いに恵まれる可能性も高くなると言えるでしょう。だからこそ、その出会いを大切にして下さい。するとビジネスチャンスも大いに広がってゆくことでしょう。良循環すること間違いなしであります。

 

  では、この様に良い出会いをするにはどうしたらよいのでしょうか

それは、自分の方から良い出会いを求める気持ちが大切であると思います。世の中には「類友の法則」と言って、「類は友を呼ぶ」とか、「類は類をもって集まる」などと言われています。

 

  この様に似たような能力、趣味、性格、境遇の人間が集まる傾向がありますが、我々みんな発展途上にある人間はこれを打ち破って、あらゆる意味で自分より優れた人、一流と言われる人とドンドン交わる積極性が必要だと思います。古典などの書籍を通して、ひっそりと学ぶ私淑でも良いと思っております。親炙ならばもっと良いと思います。

 

  同類の人々で、似たもの同士の人間を求めていたら、いつまでたっても「ドングリの背比べ」の域を出ることができないでしょう。目指していることがあるのなら、先にそれを成し遂げたその道の先輩との出会いを積極的に求めていくのもいいでしょう。異業種の会などで、他社のトップリーダーや経営者と出会って交わることで、刺激や触発を受けて、今まで眠っていた遺伝子がスイッチ・オンになることも必ずあるからです。今後の皆さんの良い出会いに大いに期待したいと思います。

 

  最後にまとめとして、眠れる遺伝子をスイッチ・オンにするための具体的な実践項目を簡単に整理しておきたいと思います。今後の参考になさって下さい。合計12項目になります。

 

1番目は、明るく前向き見る 前向き考えること

2番目は、環境や思考習慣を変えること プラス思考・積極的・肯定的・可能思考

3番目は、人との出会い縁を大切にすること

4番目は、感動すること

5番目は、感謝すること

6番目は、利他・喜他の精神で生きること

  7番目は、先のことを心配しないこと 取り越し苦労(想像力の悪用である)は厳禁

  8番目は、一所懸命で 積極的で 陽気であること

  9番目は、ハングリー精神を持って チャレンジ・挑戦すること

  10番目は、陽性のストレスをもつ ストレスを有り難いと前向きに受け止めること

  11番目は、攻めの姿勢で新しい刺激を求めること 守りの安定志向では成長はできない

  12番目は、環境を変化させ 心境の変化を起こすこと        以上です。活学実践を。

 

 

 

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2017/03/18(Sat)

(No.411)「否定的な悪い予感」と「肯定的な良い予感」の違いとは? (1/2)

以前お話ししたことがありましたが、予感には当たる予感と当たらない予感があります。不思議なことに、悪い予感ほど的中すると多くの人は考えています。しかし、悪い予感の方が当たるのには、それなりの理由があるからです。それは、否定的な悪い予感は、努力の必要がないから的中率が高いということです

 

そもそも「出来ないかも?失敗するかも?」という「否定的なかも」に落ち込んでしまい、抜け出せなくなっている人達の共通点を挙げれば、上手くいかない原因を「自分のせいではない」とすべてを他責にして考えているからです。

 

これは、どういうことかと言いますと、悪い予感を抱く経営者・トップリーダーは皆、自社の衰退や減収減益の理由を「社員が無能だから儲からないのだ」「政府の政策が悪いからだ」「業績の悪化は景気や不況のせいだ」「円高や円安のせいだ」などと、「自己責任・自責」ではなくて、自分以外の誰かの責任、つまり「他己責任・他責」にしている人が圧倒的に多いのです。責任を他者に転嫁してしまうのです。

 

実はこの「他責の人」が、現状の経営を改革したり革新できない人達の特徴なのです。左の文を読まれると「へぇーそうなのですか、初めて知りました、今まで知りませんでした」とおっしゃる人が多いと思います。

 

少し横道に入りますが、そこで教訓として言えることは、「他責の人」であれば、自社の経営の変革を実行し、経営革新を実現させることは絶対に無理であるということです。もしご自分が「他責型の人」であられるならば、早急に修養の上、「自責型」の経営者やリーダーに転換なさって下さい。もし手を打たずに、そのままであられるならば、厳しく申し上げれば、将来は展望できないし、将来はないとお考え下さい。

 

他責型のトップリーダーが、「能力のない部下のせいで、今年も売上が伸びなかった」などという発言は、要するにその能力のない部下の方が自分よりも決定的な影響力を持っていると暗に認めている様なものです。これでは社長としての適性にも欠けるかも知れません。

 

  つまり「自分はこの事態を改善できない」「自分はこの状況に太刀打ちできない」と、無意識のうちに自覚している人が責任転嫁という守りに入っているのです。人が自己防衛で自分を守ろうとするのは、必ず「否定的なかも」や「否定的な悪い予感」が脳に充満している時なのです

 

よって、これらの方々とは逆に「この不況は絶好のチャンスだ」と前向きに受け止める経営者・トップリーダーは、絶対に業績悪化の原因を「不況のせい」とは言わないのです。業績回復の肯定的なイメージを抱く社長は、今の不振を社員の責任に転嫁すること(他責)などは万が一にもあり得ないのです。

 

すなわち「他責型の人間」は、誰かを責めたり何かを批判したりしながら悪いイメージを反復し、「俺は出来なくて失敗するかも?」「我が社は、ひょっとしたら倒産するかも?」という望ましくない否定的な未来の「かも」に完全に支配されてしまいます。この様にして、悪い予感は見事に的中し、残念ですが能力発揮のできない経営者ができあがるということになります。その経営者が行なった努力などは一つもなくて、その経営者が抱いた「否定的な悪い予感」通りに、予感が的中することになります。

 

(次回に続きます)

 

 

 

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2017/03/25(Sat)

(No.412)「否定的な悪い予感」と「肯定的な良い予感」の違いとは? (2/2)

前述の「否定的な悪い予感」ではなく、全く反対である「肯定的な良い予感」が実現するには何等かの努力が絶対に必要となります。卑近な例を挙げますと、若い未婚の男女が相手に恋をした時などは、「ひょっとしたら、俺(私)はこの人と結婚するかも?」と肯定的な予感が働き、相手に気に入られようと精一杯、一心不乱に努力する事例などが良く表していると思います。

 

この様に頭の中に「肯定的な予感」や「肯定的なかも」を持っている人間は、どんな困難な状況に置かれても「これは自分の責任だ」「この問題は私に与えられた試練だ」「自分で解決すべき問題だ」と考えて「自己責任・自責」の念やメンタリティを持っていますだからどんな困難な状況に置かれても、ウキウキワクワクしながら努力を続け、最後にはとんでもない大きな夢まで実現してしまうのです

 

その様にして「良い予感」「肯定的な予感」「肯定的なかも」は予感通りに実現していくということになります。もちろん努力いう行為が伴っていたからであります

 

先述しましたが、「否定的な悪い予感」も予感の的中率が高いと申し上げました。さらに「否定的な悪い予感」は努力の必要がないから、そのまま努力せずに推移するので的中率が高いと説明致しました。そうなのです、「否定的でも、肯定的でも、どちらであってもすべての予感は的中するし、実現する可能性が高い」ということなのです。エッなぜだ?と驚かれたことと思います。

 

要は皆さんが日頃抱かれている、「否定的でも肯定的でも、すべてのかも?やすべての予感は実現する」という脳科学的な法則のことになります。それでは一体皆さんは、どちらの予感を身に付けた方が良いとお考えでしょうか?

 

分かりやすく単純にして整理してみますと、「他責型で努力を必要としない否定的な悪い予感」と、「自責型で努力は必要だが肯定的な良い予感」に区分して良いと思います。当然ながら、私は後者をお薦めしたいと存じます。いつも私が口にしています「自責」と「努力」という、リーダーにとっては切り離すことができない、大切な言葉が入っているからです。

 

最後にしますが、今後皆さん方が自己変革と自己成長をなさる場合の、ヒントについて述べておきたいと思います。どうか参考になさって、自己の変革、経営の革新、会社の成長発展とコマを進めて下さい。「揺さぶり」という手法の応用になります。この「揺さぶり」は過去や現在の延長ではなく、新しい未来をつかもうとする人には絶対に必要なものになります。

 

自己を変革し、自己の人間的な成長を進めて、今後、経営を改善し革新しようと考えておられる社長やトップリーダーの方々には是非とも必要だと思います。なぜなら、夢や願望を実現しようと考えておられる人は、過去の記憶や常識を突き破って進まなくては、夢や目標は絶対に実現しないからです

 

 具体的に言いますと「今のままの自分で良いのだろうか?いや、このままの自分ではいけないと思う、さらに自己変革が必要だ」とか、「今のままの自分の能力で良いのだろうか?いや、このままの自分の能力では不足している、更なる努力が必要なのだ」と今の自分に満足することなく、自分で自分の心に故意に「揺さぶり」をかけて動揺と刺激を与えて、自主的に努力を続けた人だけが、望む成功を実現することができるからです。

 

自己変革の必要性と人間力の更なる向上を痛感なさっておられる方は、是非ともチャレンジしてみて下さい。自分が変われば、周りもきっと変わるはずです。もちろん業績も比例して変わってゆくものであります。

 

 

 

 

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