(No.490) ビジネスで成功するために売れるコンセプトを作りましょう (3/8)
コンセプトを作る前の【ポジショニング戦略とは一体何なのでしょうか?】
・ポジショニングとは?⇒無競争な状態を作ることを言います。
・「我々は何でもできますよ」と言うことは⇒「我々は何ができるのかが分かりません」と同じ意味になり、あまり意味がありません。だからこの考え方は薦めることはできません。
・ポジショニングとは、自社の独自のポジションを築き、顧客にユニークな差別化イメージを植えつけるための活動です。顧客に自社のユニークな価値を認めてもらうことで、ライバルに対して優位に立つことを目的にしています。顧客の視点に立つことが重要になります。
・ビジネスの成否の80%は、ポジショニングで決まると言われます。ビジネスは陣取り合戦です。隙間で戦うことです。大ポジション、中ポジション、小ポジションとありますが、できる限り絞り込むことが大切なのです。すると存在が際立つようになるからです。
・一点集中すること⇒絞り込むこと⇒その道の専門家と思わせることです。(これが重要な点なのです)
・結論は、ある業界や地域で№1になることなのです。細分化して専門化した職業・地域・実績・性別・商品などで№1を目指すことを意味しています。
・細分化して一番になれる市場を見つけることが秘訣になります。それは一番でないと地域の人々に覚えてもらえないからです。また一番でないと選ばれないからです。徹底して考え抜いて、あるカテゴリーを作って一番になれば良いのです。やってみると意外と簡単なことかも知れませんよ。
・専門家がお客さんに選ばれるのです。「彼はその道の専門家だ」と思って頂ければ良いのです。
・「○○といえば○○さんだ」と言われるようになります。皆さんもこの様な状態になって頂きたいと思います。
事例として説明を致しますが、例えば、自分自身のことで恐縮なのですが、私のこの週刊経営コラムは地域ナンバーワンだと勝手に想像しております。絞り込んでゆけば、たくさんの方が週刊経営コラムを執筆している訳ではありません。非常に少ないと思います。だから「週刊経営コラムといえば長崎では経営コンサルタントの山口一道さんだ」と言われます。経営や人生でお役に立つヒントを毎週テーマを変えてインターネット上でお届けしております。
10年近くも続け、500回近くも続けています。経営学や人間学などの必須のカテゴリーが5つもあり、一人でも勉強しやすくて学習もしやすい、体系的な経営コラムになっております。毎週続けるのは、品質に関係なくても、「なかなか誰もができるものではない」との評価がなされています。毎週は執筆も大変ですが、毎週読むのも大変かもしれませんね?自画自賛になって申し訳ございませんでした。
【№1になれるカテゴリーを自ら作って戦うことです】
・先述しましたが、ランチェスター戦略(弱者の戦略)と言います。
・小さなカテゴリーで1番になる様にフォーカス(焦点を絞る)することです。
・新しいカテゴリーを自ら考えて作ってゆくのです。
・小さなカテゴリーで1番になれば拡大も可能なのです。(横展開が可能になります)
【№1の効果とは?】
・カテゴリーを絞ればその道の専門家になれます。
・№1になれば業界トップであると思っていただけます。
・№1は品質サービスがとても良いはずだと思われます。
・ブランディングにつながってゆきます。
・「○○と言えば○○さん」という代名詞になってゆくでしょう。(前述致しましたが)
よって【1番になるカテゴリーを自ら考えて作ることがポイントになります】
・すべての人の要求を満たすことは不可能なのです。
・ターゲット(狙うお客様)を明確にすることなのです。
・専門家になればなるほど選ばれるようになります。
・1番になる(なれる)カテゴリーを自ら考えて作ることが重要なのです。今からでも決して遅くはありませんから、チャレンジして実現させて下さい。
では【カテゴリーを自ら作るときのポイントは?】
・自分の価値を提供できること
・お金を十分に払ってもらえること(それは悩みが深いということです)
・自分が勝てると思う範囲のカテゴリーであること
・自分がワクワクすること(Want to)
・新しい分野にはチャンスがあります。インターネット ラインアット 各種のコンサルタント コンテンツ(価値ある情報や内容のこと)ホルダーを利用したコンテンツビジネス コンテンツホルダーの人をプロデュースするプロデュース型コンサルタントなどは新しい分野になるでしょう。
(次回に続きます)
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