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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2020/07/03(Fri)

(No.580) 「人を育てる」 基本的な見識とは? (1/2)

「人を育てるとは?」「人材育成とは?」という、人間世界においては余りにも大きくて、永遠のテーマについて触れてみたいと思います。このテーマは、今後私達がどの様な思想や考え方で臨むのかで、結果が多いに違ってゆきます。

 

今回は項目別に箇条書きにしてまとめて見たいと思っています。たくさんありますが約20個に絞ってみました。2回に分けて述べてゆきたいと思います。

 

1.  教育とは馬に水を飲ませるのと同じくらい難しい」と言われます。
馬がその気にならなければ、
どんなおいしい水でも飲んでくれません。又その(教育の)必要性を分からなければ押しつけても、さっぱり効果はありませんとの意味になります。

         

2. 企業の力の源泉は人間です。金でも技術でも設備でもありません。事業の活性化は人の活性化なのです。本質は人間に落ちてゆくものです。

       

3.よって「企業は人なり」 「事業は人なり」といわれます。また、“ 人 ”とは“ トップ ”のことであります。中堅中小企業は、社長やトップで90~95%は決定されると言われます。

       

4.企業の強さは人間力の高さ、強さで決まります。だから人間の「質」、人格・人間性を磨くことが肝要なのです。知識や技術の高さではありませんからご注意を。

       

5. 企業は人により栄え、人により滅ぶ」ものです。また、一国は一人を以て起こり、一人を以て滅」ものです。歴史ある名言や箴言を現実の経営に活かすことが大事になります。

       

6.企業力は教育投資に比例します。“未来投資費 ”として総人件費の数%を教育や人材育成に投資して下さい。今後は金の上手な使い方と、時間の上手な使い方で将来が決まります。生きた金と生きた時間を捻出することが重要です。

       

7.「人を正しくせんとならば、まず我を正しくせねばならぬ理なり」と言われます。江戸時代の藤原惺窩(せいか)の寸鉄録より。つまり人を導こうとする指導者とは、まず自分を正しくせねばいけないとの戒めになります。「修己治人」(大学)の教えと同じことを説いています。己を修めてから、次に部下や周りを導いて下さいとの教えです。

       

8.一流会社は創業時から“人づくり ”をします。松下(現在のパナソニック)は、「ものをつくる前に人をつくる」会社といわれ、あまりにも有名です。良いことは真似をすることですね。

       

9.教育の本質は、無限の人間の能力(潜在能力)を“ 引き出す ”ことです。英語で教育はエデュケーションで、語源はラテン語でエデュカーレと言います。意味は“ 引き出す ”の意味です。

 

人間はダイヤモンドの原石」と同じです。磨かなければ決して光はしません。人間とは、磨けばどこまでもキラキラと光る素質があり、磨かなければ原石のままであり、宝の持ち腐れになるとの意味です。切磋琢磨という四文字が良く本質を表していると思います。

       

10. 教育とは“人材開発 ”のことで、今後の企業の存亡をかけた“最重要の経営戦略の一つ ”であります。

 

(次回に続きます)




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2020/07/10(Fri)

(No.581) 「人を育てる」 基本的な見識とは? (2/2)

前回に引き続いて述べて行きたいと思います。

 

11. また人材開発・人材育成なくしては、経営戦略の実現はあり得ません。切り離しては到底考えられません。戦略の実現も究極は人に落ちて行くものです。戦略と人材育成は車の両輪の関係であります。

       

12. 教育の目的は、“ 組織活動効率(生産性)の向上 ”(目的) と “ 個人の自己啓発の実現 ”(手段)になります。

       

13. 「間を置く反復」が大切です。「継続は力なり」です。反復を何年も繰り返すことです。「工的教育」で即効性のある教育はありません。植物を栽培するような「農的教育」で時間や手間がかかるものです。農業の様にお世話やフォローが大切なのです。だから早めに着手することが大事になります。要は人づくりは促成栽培が出来ないことを忘れないで下さい。

       

14. 「教育は下からでなく、上の方から順にやる」のが鉄則です。新人教育には時間と費用をかけますが、経営陣・役員には何もかけません。部下を変える前に自己を変革させよと言われ、前回7.でも触れましたが「修己治人」の教えと同じです。まず己を修めてから次に人を治めよと古典は教えています。逆を行なっている人が多い様です。

       

15. 人生は一生勉強の連続です。生涯教育の大切さです。「少くして学べば壮にして為すあり。壮にして学べば老いて衰えず。老いて学べば死して朽ちず」と言われます。言志四録より、佐藤一斎の三学戒より。生涯教育の必要性を説いております。 学校を卒業してからが本番の学びが待っているものです。

       

16. “ 行動の変化 ”に結びつく教育が大事で、頭の体操に終わってはいけません。理入より行入が大切です。研修のための研修では無意味です。本当に知るとは、実践を伴うものであり「知行合一」の教えになります。

 

「知識と実践は一如(いちにょ)」(二つで一つ、切り離せないこと)「学問と実践も一如」の教えになります。「教学一如」とも言って、教えることと学ぶことも一如であると言われています。根本ではみんな繋がっているからです。

       

17. 現代の真の資本は「知識」や「知恵」だけであるが、更に言えば「知識」より「知恵」が大切であります。ハードが資本の時代はとっくに終了しています。

       

18. 教育には基本的なステップがあります。だから一気に行動の変革を求めるのはいけません。まず知識の変化、次に技能の変化、次に態度行動の変化と続き、最後は意識せずとも習慣になっている状態が求められます。4つのステップになります。

       

19. 師の方から「教えるから学んでくれ」というのではなく、学ぶ側から「知りたい、学びたい、もっと力を付けたい」と教えを求めることから始まります。向上心・向学心・知的欲求がなければいくら教えても吸収しないものです。

 

知識や力量・能力に、のどが“渇いた”時は熱心に多くを吸収するものです。求めようとしない者に対しては、誰も何もできません。押しつけ教育は実をなさないのです。1.を参照下さい。

 

寝ていて横になっている、心のコップを立てて上げることが重要です。立ててあげないと、いくら注いでもこぼれてしまうからです。しゃんと、“志を立てて上げる”“ 動機付け ” が最重要ということになります。立志と言います。「全ては志から始まる」と重要古典の易経は教えています。

 

つまり、トップが部下や若い人の魂の誕生(立志)の親になることが重要なのです。人間には、二つの誕生日が必要なのです。肉体の誕生と魂の誕生の二つです。

       

20. 社員としての能力を高めるだけでなく、一般市民としても立派な人物になるようにしなければなりません。このことが引いては、企業の評価を高め、結果として業績を伸ばすことになるからです。企業の最大の宝といわれる、「社会的信用」が向上していくからです。その本人の、人間力と仕事力を伸ばしてあげることが大事であります。活学を期待します。 

 

 

 

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2020/07/17(Fri)

(No.582) 成長はなぜ止まるのか?成長はどうすれば良いのか? 

人の成長が止まったり、成長がストップするのは、次の様な理由が多い様です。57577の31文字の短歌にしましたので何回か反復することで覚えて頂ければと思います。10項目に絞ってみました。

 

1. 何事も他己責任にする人で、自己の責任(自責)にしない人は成長ができません。
周りを見渡せば
何でも他己責任(他責)にする人が圧倒的に多い様です。

 

 人生で 起こったことは 自己責任 他己責任では 成長できず

 

.苦難こそ成長の鍵でチャンスなのです。苦難を避けて逃げる人は成長ができません。苦が人を育てるからです。目先では感じられませんが、時が過ぎれば感じられるものです。「あの時の体験で今の俺は作られたのだ」と。

 

 苦難こそ 成長の鍵 チャンスなり 苦難を避けず 逃げずに向え

苦難には それと同じか それ以上 大きな恵み 含まれている

 

.ストレスや苦は成長のため有り難いものです。先に楽をすることばかりを求めれば成長できません。苦や苦難を先に求めることです。楽は後から求めることが大事です。ぬるま湯育ちや、温室育ちの人は楽しか知りませんから、この考え方には抵抗があるかも知れませんね。

 

 ストレスは 成長のため 有り難い 先苦後楽 苦を先にせよ」適度なストレスは歓迎です。

迷ったら 困難な道 選ぶのだ 楽は後から 苦を先にせよ

 

.人間は一人前と思ったら、その瞬間に成長がストップします。いつも俺はまだまだ、半人前だ。もっともっと努力をせねばと思って生活をすることです。

 

 人間は 一人前と 思ったら その瞬間に 成長とまる」 ビクッとするほど怖い言葉ですね。

 

.人間は 自分の得に ならぬこと やって見ないと 成長できず

 

利己でなく利他の実践が大事です。我・私・欲を無くして下さい。無私です。自己中心で私利私欲で生きて来た人は、利他の精神と言っても理解ができないかも知れません。世のため人のためという大義を教える必要があるかも知れませんね。己の損得を越えたものを“真の志”と言います。

 

.人間は 尊敬する人 なくなれば 進歩はとまる 成長もダメ

 

尊敬する師やメンターを持ち、私淑や親炙いたしましょう。過去の聖賢や賢人や偉人でもオーケーです。やはり昔から教えられていますが、古典と歴史と人物の研究を通さないと人間の見識は生まれてこないと思います。具体的には読書が一番良いと思います。

 

.能力を はるかに超えた 環境に 身を置いてこそ 人は成長

自分の能力を遥かに超える能力を求められる環境に身を置いた時に、初めて人間は成長していくものです。逆に言えば人間は楽な環境に身を置いている間は、決して成長することはない、とも言えます。

 

.その人の 思想が悪く 二流では 伸びることなく 成長できず

思考、思想、考え方などの習慣・心情が練られていなく二流では、能力も技能も人間性も成長ができないのです。マインドセットと言ってもいいかもしれません。

 

.失敗は ひとから見れば 見えるだけ 私にすれば 成長過程

 

失敗経験は己にとっては欠くことのできない、成長のプロセスなのだと、何とも心の強さを感じる前向きでプラス思考の考え方ですね。「失敗は成功の母である」とも言われます。失敗したのは間違いなく何かにチャレンジしたからです。「ミスをしない人間は何もしない人間である」と米国ルーズベルト大統領は言っています。

 

10.成長は 攻めの姿勢だ 守りダメ 安定志向 人は伸びない

   「人生は 攻めの姿勢が 必要だ 守りだけでは 勝利は出来ず」(野球と同じです)

 

チャレンジの大事さを言っています。現状維持の心や、現状に安住する安定志向が強いために、いたずらに安定を求める毎日では、気楽な様ですが、成長するのは難しいと言うことです。

 

チャレンジがなく、無難な生き方では成長はできないと言うことです。挑戦から遠ざかり、辛いこと、努力すること、耐えることを避けようとすることです。これらは成長の障害物で、ストッパーやブレーキになるということですね。気を付けて生活致しましょう。

 

まだまだありますが、このくらいにしておきたいと思います。長い人生では、何歳になっても成長することが求められています。お互いに一歩ずつ成長してゆきましょう。

 


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2020/07/24(Fri)

(No.583) 成功する人の12ヶ条とは? 

 今回から3回にわたって、「成功する人の12ヶ条」、「失敗する人の12ヶ条」、「プロフェッショナルの13ヶ条」というテーマで箇条書きにしてお届けしようと思います。

 

第1回目は成功の条件に付いてです。自分に当てはまるか否か、近いか遠いか、出来ているのか否か、意識しているのか否か、実践しているか否か、一項目ずつチェックしながら読み進めて下さい。

 

人間的成長を求め続けること・・・人間力(陰の力)の向上を求め続ける人が成功します。経営力(陽の力)だけでは力不足であります。

 

. 自信と誇りを持つこと・・・自己効力感と自己肯定感を強化する。自己効力感とは自己に対する信頼感や有能感を持つことで、自信力のことで自分を信じる勇気のこと。

 

. 常に明確な目標を指向すること・・・明確な目標を持つことで、マインドセット(心構え)がかたく固まります。いかにノウハウやスキルを得てもマインドセットが出来ていないなら結果は全然出ることはありません。マインドセットを軽視していたら成功はおぼつかないです。

 

. 他人の幸福に役立ちたいと思うこと・・・自幸幸他 自利利他 自喜喜他の実践 世のため人のためにと大義を持って実践をすることです。(真の志と言って良いです)他人の幸福、他人の利益、他人の喜びを追及して下さい。

 自己中心的で私利私欲の人は、自己の損得ばかりで、大義がないため、真の志からはほど遠く、野心や野望の人に過ぎないのです。真の成功とは、社会的成功と人間的成功を同時に実現することなのです。

 

. 良い自己訓練を習慣化すること・・・善い(良い)行いを習慣化すること。身を修め、心を養うという両面があり、修身養心といって略して修養と言います。

 

. 失敗してもプラスに転化することで、その失敗を成功につなげること・・・失敗は成功の一つの過程であり、成功を生み出すもとであります。よって失敗は成功の母とも言います。

 

. 今ここ100%全力投球する・・・今ここで、一心不乱に一所懸命に全力投球することです。

 

. 自己投資を続けること・・・時間とお金を自己に投資すること。投資が先で回収は後です。逆は真ならず。投資もせずに回収ばかり求めてもダメなのです。

 

. 何事も信じて行動すること・・・信心をもって行動することです。信念・信仰心も全く同じです。強靭な信心をもって勝利して下さい。信ずる者は必然的に救われるのです。偶然ではありません。「因果の法則」が働いているからです。

 

10. 時間を有効に活用すること・・・時間の有効活用をして、時間を無駄に使わないこと。人生は時間であり、一過性で人生は二度とありません万民共通のテーマです。

 

11. できないと悩むより、できる方法を考えること・・・俺は(私は)きっとできると積極的に可能思考をすることです。

 

12. 可能性に挑戦し続けること・・・挑戦 チャレンジする 人間の潜在能力は無限であります。努力もせずに諦めて決めつけてはいけません。

 

(次回に続きます)



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2020/07/31(Fri)

(No.584) 失敗する人の12ヶ条とは? 

今回は失敗の条件についてです。実践し続けていれば、将来きっと失敗しますから、その項目は極力実行せずに、反対の行動を取って避ける様にして生活して下さい。お願いします。

 

. 現状に甘えて逃げること、逃げる人・・・甘えて避けて逃げて諦める人 ひょっとしたら大勢の人がそうかも知れませんね。

 

. 愚痴っぽくて、言い訳ばかりが多い人、こと・・・言い訳の人 愚痴ばかりの人

 

. 目標が漠然としている人、こと・・・目標が明確でないから、マインドセット(心構え)が出来てない人 この状態では何をやっても成果はでません。

 

. 自分が傷つくことを回避する人、こと・・・全て他の責任(他責)に転嫁する人、自己責任(自責)にしない人は成長できませんから何時かきっと失敗します。

 

. 気まぐれで、場当たり的な人・・・思いつきで行動し、気まぐれの行動が多い人

 

. 失敗を恐れて何もしないこと、人・・・怖がりな性格で失敗を恐れ消極的な人、人生はやって見ないと分からない事ばかりなのだが・・・。勇気より恐怖心が強い人。勇気と度胸と覚悟と自信が無い人のこと。

 

. どんどん先延ばしにすること、人・・・即行動・実践ができない人

 

. 途中で投げ出すこと、人・・・現実から逃げて諦める人 その方が楽だから。努力とか忍耐とか我慢をしない人 1.と似ています。

 

. 不信感で行動できず、しないこと・・・信じることをしない人 疑い深い人のこと

 

10. 時間を主体的に創らないこと、人・・・計画性がないために、周りに引きずられる人

 

11. できない理由が先に出る人・・・不可能思考の人

 

12. 不可能だ・無理だと考えること、人・・・不可能思考が習慣になっている人であり、潜在意識の更改をしない限り解決ができません。言葉で言うほどそんなに簡単ではありませんが・・・。無意識状態の潜在意識が人の行動の95%を握っているからです。

 

※過去の週刊経営コラムのNo269  No270事業に必ず失敗する人12ヶ条とは?」をご参照下さい。

 

(次回に続きます)

 

 

 

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