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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事
    一般社団法人アジアビジネス連携協議会(ABC) 顧問

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴40年超
    人間学・経営学など幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2013/04/20(Sat)

(No.207) 激変時代における経営者の必須条件とは?(2/4)

 前回は、組織の中には3つのタイプの人間がいて、それぞれの特徴は「他責型の人間」と「自責型の人間」に分類できる話を致しました。引き続いて標題の「経営者の必須の条件」について考えていきたいと思います。
 
仮説として、今あなたの会社におられる社員さんや部下の人達は、もしかしたら将来、会社を辞めるかも知れません。

 しかし、経営者として、本当に社員さん達が大切だと思うなら、また社員さん達に対して「あなた達が大切だ、一生手を離さないよ」と心底思われるなら、彼らの一生を考え、彼らの為にも会社にとっても、前回に触れました3のタイプの「言われた事以上を行う社員」さん達を是非とも作らねばならないのです。
 
 一般的に経営者の皆さんは日頃「人を大切にした経営をしたい」と言う人は多いものです。しかしその反面、口で言うのとは反対で、いつも最低のルールや法律だけは守って解雇や首にしたりして「人の入れ替えなんて簡単だ」と思っている人も多いものです。外の環境が厳しいため、求職者の絶対数が多いので「新規採用や求人なんて簡単だ」と考えているからかもしれません。
 
 先ほど「言われた事以上を行う社員」さん達を是非とも作らねばならないと申しましたが、だからこそ、経営者は社員の人達に数字をあげるテクニック教育をするだけではなく、現状よりもより良くすることを考える「思考習慣」を徹底教育しなければならないのです。その為には時には「厳しさ」も必要になるのです。
 
 今回のテーマである、部下を持つ「経営者の必須条件」で一番大切なのは「部下の一生を考えて厳しく育成する愛と思いやり」であります。つまり「優しさ」「厳しさ」はコインの表裏と同様に切っても切れない一対の関係であります。優しさだけが愛なのではありません。厳しさも当然、強い愛なのです。部下に優しくして潰れた会社は世の中に沢山あります。それは部下が悪いのではなく、経営者に真の愛や思いやりが無かったからであります。
 
 従って今後は、ほんの少しの事でも良いですから、その「優しさ」と「厳しさ」の両刀を使って、前述しました3のタイプの「言われた事以上を行う社員」さん達を育てて頂きたいと思います。あなたの愛する彼らの一生の為にもお願いしたいと思います。その結果は必然ですが会社のためにもいいことばかりであると思います。
 
 そのためには彼らの意識を改善させることが必要になります。究極は実在(表面)意識だけでなく潜在意識までをも変えてあげることが必要になるでしょう。口で言うほど簡単ではありませんが、順序として、まず、トップ自身の意識思考習慣を変えることから始められてはいかがでしょうか?心の姿勢を変えることですからコストは1円もかからないテーマなのです。
 
 不可能思考でなく可能思考で、消極的でなく積極的思考で、悲観的でなく楽観的思考で、マイナスでなくプラス思考で、後ろ向きでなく前向き思考などに転換をなさって下さい。
 
 スタートは意識になります。意識が変われば思考が変わり、思考が変われば言葉が変わり、言葉が変われば行動が変わっていくのです。行動に変化が生じればしめたものであります。好循環していくものです。結果も必ずついていきます。(言葉の影響力の偉大さについては、当経営コラムNo194当経営コラムNo195をご参照下さい)
 
 「周りを変えようと思うなら、まず自己を変えることから始めよ」と賢人が教えている通りであります。
 
(次回に続きます)
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