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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2014/08/16(Sat)

(No.276) 正心調息法のやり方と心の使い方について (2/2) 

  【2】次に心の使い方について説明をします。正心(セイシン)とは心を正しく使うということです。正心と調息(チョウソク)は表裏一体です。正しい心の使い方をしなければ調息も効果は半減します。
 
3つのポイントがあります。①つは、全て前向きに考えること。二者択一の場合は積極性のある方を採ること。だから行動も積極的になります。行動した結果、万が一失敗に終わったとしても悔いないこと。「失敗は神や天の計らいで善である」と考えること。「そこには必ず学ぶべきことがあり、将来のためになる種がこぼれている」こう受け止めると失敗してもクヨクヨしなくなります。
 
②つ目は、感謝を忘れないこと。上を見たらキリがなく、不平たらたらとなります。ところが自分よりも不利な立場で頑張っている人を見ると、「自分はまだまだ甘い」と反省させられます。「ああ、ありがたいなぁ」「ありがたいこと、この上なしだ。自分は最高にツイてる人間だ」と心から感謝できるようになります。
 
  例えば目が見えない人、耳が聞こえない人々の自分では想像できない程の努力を見ることで「彼等と今の自分と比べたら俺は何と恵まれていて、幸せなのか」が分かるものです。「まだまだ自分は甘いのだ」と気づかされるものです。
 
  すると不思議なもので、自分のそんな心持ちに合ったことが自然に起きるようになります。ますます感謝したくなります。こうして善のサイクルに自分も巻き込まれ、ますます高まっていくのです。最初はこちらから感謝することです。
 
③つ目は、愚痴をこぼさないこと。愚痴っぽい人には、愚痴をこぼさずにはおられないようなことが起きやすいものです。自分が招いていることに気づかないから、人ばかり責めるものです。一人で悩んでクヨクヨするよりも、口に出した方がせいせいすることもあります。その時は口に出して愚痴ってもいいですが、朗らかに大きな声で笑い飛ばすようにした方がいいでしょう。「人生には無駄はない。必要だから起きているのだ」そう思うと愚痴は出ないものです。
 
この3つを日常生活の姿勢にしていると、自ずから肯定的にならざるを得ないものです。日常生活はすべて対人関係でもあります。人間、生活していればトラブルに巻き込まれることもあるでしょう。その時はトラブルを起こした相手にどうしても怒りを発してしまいます。
 
  ところが上の「3ヶ条」を念じていると、怒る自分にブレーキがかかるのです。「人を責めたり、恨んだりしてはいけない」という気持ちになります。人を恨むよりも、その人の幸せを祈ることです。「その人の幸せのために何かをしたい」と心から祈ることです。
 
人間ほど敏感な生き物はいません。相手が自分に敵意を抱いている人か、自分に好意を寄せている人かはすぐ分かります。そして敵意には「目には目を、歯には歯を」と報復してくるし、好意には善意で応えてきます。従って「相手の行為は自分の心の反映である」そう思うと、人を恨むどころか、そういうレベルの気持ちしか抱けない自分を反省することになります。「我以外 人みな 我が師」なのです。
 
 
 
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