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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2015/12/19(Sat)

(No.346) 人はどうすれば成長するのか? (1/2)

いかなる教育であっても、逆境から学べるものに比べたら、敵カナウものはありません。つまり逆境が最高の教育になるのです」と、英国首相であったベンジャミン・ディズレーリが語っています。有名な文章であります。
 
その他にも、似たような古い教えが残されております。「艱難辛苦カンナンシンク、汝を玉にす」とか「逆境は神の恩寵的試練である」(逆境は試練に違いないが、お恵みでありプレゼントなのですの意)などの言葉が浮かんでまいります。
 
  今回は、これらの文章が私たちに何を示唆しているのかについて、私なりに考えたことを述べてみたいと思います。教育とは?人づくりとは?人の成長とは?周りの環境との関連は?などの視点で考えてみたいと思います。
 
まず教育に関して最初に申し上げたいのは、いつも触れていますが、「知行合一」の教えになります。「本当に知るとは、必ず実践実行が伴うものである。よって実践を伴わないのは本当に知っているとは言いがたい」ということです。また「いかに実践行動が難しいものであるか」を示唆した言葉でもあります。「言うは易く、行いは難し」とはよく言ったものであります。
 
人間は成長しようとして勉強します。本を読み、知識を覚え溜め込んでいきます。記憶したかどうかを測定する為に学校現場ではペーパーテストをします。その人の記憶力、もしくは記憶した量を、又は正しく記憶できているか否かを評価します。
 
しかしながら、膨大な知識を頭に詰め込んでも、日常の生活や実務で活用されずに実践しなければ全く役に立ちません。それは太陽の下で灯すローソクの火と同じであり役には立たたないということになります。
 
「楽しみは 色々あるが 世の中で 書を読むばかり 楽しきはなし」 読めば読むほど知らないことがわかっていきますから、読書家の人は楽しいばかりでしょう。しかし
 
「読むばかり 実践せねば 意味はない 知行合一 凄い教えだ」 と言うことなのです。小学生中学生には厳しいかもしれませんが、社会人になればなるほど、実践や行動が求められる為にピンとくる言葉になるでしょう。
 
次に言えることは、「人間は自分の得にならないことをやらなければ、成長はできないということです。もちろん自分の得になることも大事ですが、それ以上に自分に何等得にならないことにも励んでいただきたいのです。
 
それは「益はなくても意味がある」といわれている通りです。無益なことは必ずしも無意味ではなく、必ず意味があるということなのです。要するに「厳しい環境が人を育てる」という理由から、又「苦が人を育て、成長させる」という理由でそう言われているのです。苦しみが大きければ大きいほど、困難が多いほど人間は成長し進化していくのです。自分で納得のいかない苦しみが己を磨いてくれるのです。
 
つまり、誰であっても苦や困難なことはできれば避けたいでしょうが、それらは自分を成長させてくれるチャンスになるのです。だから万が一、苦しい現実に遭遇した時は、逃げることをやめて、自分をいたわった上で辛さをじっくりと味わうこと、辛抱することが大切なのです。
 
苦難こそ 成長の鍵 チャンスなり 苦難を避けず 逃げずに向かえ」なのです。さらに加えれば、
苦に会えば ただちに変えよ 感謝して 喜びにして 受け止めること」です。ピンチはチャンスだ、ありがたきかなであります。考え方、とらえ方一つなのです。
 
(次回に続きます)
 
 
 
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