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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2015/12/26(Sat)

(No.347) 人はどうすれば成長するのか? (2/2)

  一般的に人は皆、己の成長を望むはずです。自分の成長を本気で求めるならば、楽な道を選んではいけません。より困難で厳しい道を自ら選ぶことが大事になります。また、困難で厳しいからと決めつけて、失敗を恐れて諦めて何もしないことの方がよほどいけません。誰であっても、人間ですから失敗することもあるでしょう。しかしその失敗が成功のエネルギーになっていくのです。信じられないでしょうが。
 
失敗は 他人ヒトから見れば 見えるだけ 私にすれば 成長過程 失敗経験は己にとっては欠くことのできない成長のプロセスなのだと、なんとも心の強さを感じる、前向きでプラス志向の考え方ですね。
 
「迷ったら 困難な道 選ぶのだ 楽は後から 苦を先にせよ」 とあり、先苦後楽の教えです。
 
「困難は 解決策を 連れてくる 迷ったときは 困難選べ」といわれます。また、
 
「困難は 幸福の門 有り難い 禍い転じ 福となるのだ」 禍福は糾アザナえる縄ナワの如しとか、「人間万事塞翁が馬」(中国の故事)と言われ、何が禍で、何が福かは誰も予測ができないとの意味です。
 
「苦難には それと同じか それ以上 大きな恵み 含まれている」 目先では感じられませんが、時が過ぎれば感じられるものです。「あっ、あの時の体験で今の俺は作られたのだ」などです。
 
一般的に、苦難や災いは避けるものであって忌み嫌うものです。だがマイナスの裏には必ずプラスが同時に存在しています。つまり、苦難や災いは人生最良の師になり、艱難は世の中の経験を積んでない人々に対する良薬になるのです。だから昔から「楽は苦の種、苦は楽の種。若い時の苦労はお金で買ってでもせよ」と言われているのです。
 
「苦難避け 進んでいけば 楽だけど 先に天国 後には地獄」とも言われています。天国がずっと続けばラッキーで幸せでしょうが、後できっと地獄が待っているのだとの怖い教えです。意外に順境の時につまづきの芽が発生することや、もし運良く成功しても決して傲慢にならずに、常に謙虚であれと教えているのです。
 
さらに付け加えるなら、「人間は、楽な環境に身を置いている間は、決して成長することはない」とも言えます。補足をすれば、自分の能力を遥かに越えた能力が求められる環境に身を置いた時にこそ、初めて人間は成長するということなのです
 
必ずしも逆境であるとは言えないでしょうが、これは成長の第一条件になります。早速ご自分の現在の環境を振り返って見てみましょう。将来の自分の姿が見えてくるはずです。
 
もう一つの成長の第二条件は、覚悟」をして「決断」をすることです。これら二つの条件が揃えば、あなたは、将来飛躍的な成長を遂げることができるでしょう。逆に何の覚悟も決断もしない人であれば、残念ですが、いつまで経っても成長できないままで終わるでしょう。
 
だからリーダーやトップリーダーの方々が部下や相手の成長を望まれるならば、その人に覚悟をさせて、決断をさせることがポイントになるということです。その人に何をどのように覚悟させ、何をどのように決断させるかは、人によって凄く個人差がありますので難しいテーマになるでしょう。人間力か仕事力か経営力かその他のテーマかなどに分かれていくことでしょう。
 
将来ああなりたい、こうなりたいという願望だけでは、人は成長しないし実現することはないということです。「俺はこうするのだ」と腹を決めて決意した時に、世の中のものの見方や情報のキャッチの仕方など全てが違ってくるものなのです。その人自身の魂の中に成長の種が芽生えてくるのです。もしあなたがリーダーならば、「リーダーは願望ではなく決意しろ」ということになるでしょう。
 
人生は失敗すること、負けること、挫折すること、苦悩することが圧倒的に多いものです。それがあるからこそ我々は成長することができます。また強く逞しく生きていけるのです。
 
冒頭のベンジャミン・ディズレーリは自分の体験を通して、これらを逆境という一言の表現にまとめて教育を語っておられます。「逆境が最高の教育になるのです」と。彼は波乱万丈の人生を体験し、首相まで務めた人ですから、「人はどうすれば成長するのか?」を自分の体験を通して、また周囲のたくさんの人達の状況を観察しながら確信されていたのでしょう。私の考えや思想哲学と相共鳴する人物であります。
 
 
 
★ みな様のご意見・ご質問・ご感想をお待ちしております。 yamacon@har.bbiq.jp
 
 
 
 
【執筆者よりのご挨拶】
今年も1年間、お読みいただき誠にありがとうございました。来る2016年があなたにとって,良い年であります様に心からお祈り致します。どうか良い年をお迎えください。
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