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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2018/05/18(Fri)

(No.469) 経営者やリーダーに必要な二つの大事なこと (1/2)

言葉に敏感になれ

 

今まで六つの精進である「六波羅蜜」を見て参りましたが、これからのビジネスリーダーや社会の指導者になる人達には、この六つの精進に加えてあと二つ大事なことがあると思っております。

 

その二つとは一体何でしょうか?一つは「」(びん)です。「敏」でない人は運命も良くならないし、経営も絶対に発展しないと思います。この「敏」にはいろいろとありますが、言葉に敏感というのもその一つです。この世の中で偉くなっている人は、全員が言葉に敏感な人達ばかりです。自分自身を向上させていく言葉に敏感なのです。逆に表現しますと、自分自身を堕落させる様な言葉に敏感なのではありません。

 

自分自身の人間性や人格を向上させる様な言葉がパッと心の中に響くのです。腹の中にストーンと落ちるのです。言葉に敏感でない人はエネルギーが生まれてこないのです。人間のエネルギーは言葉によって触発されて生まれてくるのです。だから言葉に敏感でない人は絶対に大成しないと言われているのです

 

この様に、にわかには信じられないかも知れませんが、言葉には凄い力が含まれているのです。その証拠に昔から言葉のことを言霊(ことだま)と言っております。言葉には霊性や魂が含まれているとの意味になると思います。言葉が持っている凄い力と申しましたが具体的に言いますと、言葉には暗示力、感化力、同化力、影響力があるということなのです

 

過去に当コラムで書いたことがありますが、言葉思考を決定し、その思考がその人の人生を決定する。よってその人の言葉が結果として、その人の人生を決定する」という三段論法の文章です。よって言葉を決して蔑(ないがし)ろにしてはいけませんよと言われているのです。

 

言葉に敏感な体質になるには習慣づけをすることが大事になります。パッと言葉をつかまえたら「よし、自分のものにしよう」と習慣づけてゆくことが大事になります。「この言葉、私がもらった」というふうに、言葉というものを受け止めていかない人は大成ができないのです。偉くなった人で言葉に鈍(どん)感な人なんかは一人もおられないのです。

 

長い人生の中において体験する、いろいろな苦しい状況の中で、人には言えない悩みを持ちながら自分一人と対峙した時に、本で読んだり、人から聞いた短い一つの言葉に救われてゆくものです。「寸言は人を感奮興起してくれる」ものです。言葉によってエネルギーをもらえるのです。勇気や元気をもらったり、新たな考え方に初めて触れたりできるからです。それが人間なのです。だから結果として言葉に敏感になってゆくのです。

 

もう少し具体的に説明いたしますと、心の支えになる言葉、自分を鼓舞する言葉、勇気や希望を与えてくれる言葉、自分の人間性を高め、広くしてくれる言葉などを、普段から身に付けて持っていることがポイントになるでしょう

 

これらは新聞や本を読んでいる時に、「あっこの表現はすごい、今までになかったもので初めて巡り会った言葉だ。私がもらって自分のものにしたい」とこの様な場面がきっとあると思いますから、その時がチャンスになるでしょう。

 

アンダーラインや赤印を付けておき、あとでゆっくり自分のノートや手帳に転記しておいて、反復を重ねることで自分の言葉にしてゆくことが良いと思います。できれば専用のノートやファイルを作ることをお薦めしたいと思います。


  口を使った話し言葉の場合での注意事項は、言葉の内容が消極的なら
積極的な言葉、悲観的なら楽観的な、批判的で否定的なら肯定的な、マイナスイメージならプラスのイメージ、後ろ向きなら前向きな言葉を常に口にする様に致しましょう。万が一、マイナスイメージを口にした時は、すぐさま訂正をするように心がけて下さい。きっと人生が変わってゆくものと思います。

 

(次回に続きます)

 

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