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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2018/05/25(Fri)

(No.470) 経営者やリーダーに必要な二つの大事なこと (2/2)

ところで前向きな言葉を常に口にしましょうと申しましたが、この前向きな言葉には凄い威力があるからなのです。この前向きな言葉に触れるだけで、無意識のうちに意欲が高まり、生きる姿勢が積極的になるというものです

 

この考え方は「自動動機理論」と言われるもので、モチベーションに関する新理論とも言われております。本人の意志に頼らずに、また意識するか否かにかかわらず、前向きな言葉を見ただけで心と体が活発に動き始めるとの理論です。無意識のセンサーが働くからでしょう。習慣はまさに自動動機状態の行動です。前向きな言葉を見るだけで、心が活発に動き始めるのも同じ理屈と考えて良いと思います。

 

もし皆さんが成長と向上を望むのであれば、前向きな言葉に触れる機会を増やすことです。「勇気、不屈、挑戦、成功、勝利、達成、希望、前進、夢を叶える、この仕事は天命で天職だ」など自分にとって力の湧く言葉を紙に書いて貼るのも効果があるものです。前向きな言葉を常に目にして、触れるチャンスを増やすように心がけて下さい。知らず知らずのうちに、きっと効果が望めるものであります。

 

話が少し横道にそれますが、経営について少しだけ触れておきたいと思います。実は「経営とは人を育てることなり」と言われます。また、「人を育てるとは、人の心を育てること」とも言われます。そして「その心は言葉によって育てられ、磨かれる」とも言われます。

 

それは今まで述べてきましたが、「言葉には凄い力が潜んでいるから」なのです。よって我々にとって心を潤す、できる限りたくさんの良い言葉や美しい言葉に巡り会うことが大切で重要なことであると言われているのです。この文章は、経営言葉密接な関連をつないだ文章ですが、なかなか的を射た文章でありますから、皆さんもご自分の言葉として身に付けておいて下さい。

 

自分を向上させるものに敏感であれ

 

「敏」というのは何も言葉に敏感なだけじゃありません。自分自身を向上させてゆく機会や、向上させてゆくものに対して、常に心と体を働かせることも「敏」になります。

 

論語の中で孔子がこう言っております。「我は生まれながらにして、これを知るものにあらず。古(いにしえ)を好み、にして、もってこれを求めたる者なり」つまり、自分は努力もせずにいろいろな知識に通じて行ったのではありません。

 

聖賢の書を絶えず吸収しようと求めていたからこそ通じて行ったのですよと。生まれながらにして知っていたわけではありません。何も知らずに自分が苦しかったから、「何かを学ぼう、何かを学ぼう」として「敏」にして求めていたからこそ、身について行ったのですよと言っているのです。我々も孔子のこの考え方を参考にして学んでゆきたいと思います。やはり「敏」であることは大事なテーマの一つなのですね。また、孔子は「なれば即ちあり」とも言っております。「敏」の人は必ず成果が表れてくるという意味なのです。

 

今まで大事な一つ目の「」について説明して参りましたが、次の二つ目の大事なことは「徹する」ということになります。ほとんどの人が、途中でやめたり投げ出したりして中途半端で終わることが多い様な気がしております。それは一つのことに徹しないからだと思います。何をやっても中途半端で一所懸命やっているふりだけという人が圧倒的に多い様です。

 

他人の命令で一所懸命やっているだけで、自分の強い意志本気で全力投球している人は少ない様です。この様に本当に徹している人は少ないのかもしれませんね。自分の仕事に本気で徹しきる、これをやらない限り、人生は発展しないと言っても良いのかも?知れません。やはり、真の志、夢、使命感などが明確になっていないと仕事に徹してゆくということは難度が高いのかも知れませんね。年齢などに関係するのかも知れませんが・・・。

 

私の好きな言葉があります。「本物は続く、続けると本物になる」という言葉です。続ければ本物になるという意味と、続けなければ本物にはならないという意味だと思います。徹して、なおかつ続けることが意味があると言うことなのですね。

 

現在は人生100年時代到来と言われています。60歳から65歳で定年退職をしてからの人生がずっと長く続くのが一般的になりました。定年で仕事を止めると何か中途半端で仕事を止めるような気になって、仕事に徹して頑張ったとは言えないのかも?知れませんね。定年は一つの区切り、折り返しの点にすぎないのかも知れませんね。

 

健康寿命を維持して心身ともに健康である限り、終身現役、生涯現役で何らかの仕事をしながら生きてゆく人が多くなってゆくのでは、と予想しております。まとまった収入に結びつかなくてもボランティアでも結構だと思います。その仕事が世のため人のため社会のために、少しでも貢献し役に立っているものであれば、どんどん実践してゆきたいと思います。お互いに努力して頑張りたいと存じます。

 

 

 

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