(No.543)「原因と結果の法則」を学び有意義な人生を(3/6)
肉体は心の召使い 奴隷 奉公人 使用人であり、肉体は正直そのものであります。肉体は繊細で柔軟な装置であり、繰り返される“思い”に速やかに反応します。あらゆる不安が肉体を混乱させ、混乱した肉体は病気に対して無防備なのです。肉体は心の働きを表す道具、心は気(霊魂)を働かす道具なのです。「肉体と心は表裏一体の関係で二つで一つのもの」です。一円観で眺めて見ると、「心身(身心)一如」と言っても良いと思います。
人間とは、宇宙霊(ヴリル)と一体化したもので、気(魂と呼んでも良い)スピリット、心マインド、肉体ボディ、の関係で成り立っています。気(魂)が心と肉体の二つをコントロールしているのです。心が悩み恐れ不安なら、たとえ行動に移さなくても肉体は神経系統(自律神経)がずたずたになり、病気になります。反対に強く清らか・幸せな思いで・穏やかな心だと肉体は活力に満ちた美しい肉体、健康を創り上げます。
反復しますが、気(魂)が心と肉体の二つをコントロールしています。いかに食生活を改善しても、運動で体を鍛えようとしても、心を改めない限りほとんど効果はありません。しかし常に清らかな思いを巡らせるようになると、人間は自然に体に悪い食べ物を好まなくなります。
自分の心を、強化し浄化した人はその時から、もはや病気とは無縁になります。もしあなたが自分の肉体を完璧な状態にしたいなら、自分の心を大切にして守ることです。肉体を再生したいなら、心を美しくすることです。楽しい思いはどんな医師よりも上手に病気を一掃します。楽(たの)しいと正(ただ)しいは一文字の違いですがどちらも本質は同じなのです。(ジョーク・笑い)
4.【思いと目標】について
人間を“目標”に向かわせるパワーは、「自分はそれを達成できる」という“可能思考の信念”から生まれます。疑いや恐怖(不可能思考である)はその信念にとって最大の敵になります。“思いと目標”が結びつかない限り物事の達成は不可能なのです。繰り返しますが、“目標に向かう力”は「達成できる」という“可能思考の信念”から生まれていくのです。以前にも書きましたが、思いに信念というパワーを加えることで何事も実現してゆくのです。以下の短歌に少し触れてみましょう。
「人間の 潜在力は もの凄い 勇気をもって 信じ切ること」
「人間の 潜在力は もの凄い 不可能なんて 決めつけはだめ」 人間の力は無限大であるため、限界だなどと決めつけは決していけません。
「思考とは 前向きプラス 積極で 全て肯定 可能思考だ」 「思考の五則」と言います。この歌が自分の思考習慣となる様に、何回も反復することで身に付けることをお勧めします。
私達は“人生の目標”を持たなければ、つまらないことで思い悩み、余計な苦悩を背負ってみたり、ちょっとした失敗ですぐに絶望してしまう傾向にあります。それは弱さのサインであり、誤った行いと同様、たどる工程は異なりますが、私達を失敗や不幸せへと導き続けてゆくのです。
「勇気こそ 常に勝利を もたらして 恐怖は常に 敗北を生む」 という通りです。
「心こそ 常に積極 一辺倒 これが出来れば 鬼に金棒」心は常に積極的であれです。
「心こそ 常に積極 精神を 爽奮(そうふん)すれば 百廃興る」 その通りなのです。
「因果の理法」「因(心の中)果(人生の結果)の法則」「原因と結果の法則」 の通りです。
私達の思いは、目標と勇敢に結びついた時、創造のパワー(動力源)になります。宇宙の働きは、いかなる時も完璧であり、“積極と創造と調和”の三つを元にして“進化”し続けているのです。弱き消極さはパワフルに進化を続ける宇宙内では存続することさえままならないのです。常に積極が正しいのです。
(次回に続きます)
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