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    山口一道

    Author:山口一道
    山口経営コンサルタント事務所 代表
    YMCグループ 代表理事

    長崎大学経済学部卒
    経営コンサルタント業歴35年
    リーダーシップをはじめ幅広いテーマに対応 
    リーダーのあり方に警鐘を鳴らし、若手経営者の育成に力を注いでいます。

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2020/01/31(Fri)

(No.558) 泥棒と悪口、どちらが悪いのだろうか? (2/2)

  もし自分が悪口を言われたらその言葉が心に突き刺さり夜も眠れないくらい、怒ったり、くやしがったり、泣いたりするものです。自分の陰口を言った人を憎み、顔を合わせても口をきかなくなるのではないでしょうか。 

 

  自分がそれほど腹が立つことなら、他の人も同様に腹が立つはずです。“自他一如”でみんな弱い人間同士なのです。この世間は。そのはずなのに、それほど人を傷つける噂話をいとも楽しげに語るのが世間であります。残念でありますが・・・。ここで短歌を少々。

 

言葉こそ 福にもなれば 禍にもなる 人を傷つけ 我が身傷つく  

言葉こそ 偉大な力 もっている 魔法の言葉 使いこなせよ」 言葉には凄い力が潜んでいますから、言霊(ことだま)とも言われています。良くも悪くも影響します。十分気を付けて使いましょう。  

 

普段、私たちは自分を罪人だとは思っていません。罪深いなどと考えたりもしないものです。いつも自分は正しいのだと思って生活をしています。自己の正しさを自己主張するのが人間なのです。自己弁護や自己防衛するものが人間なのです


「私は、人さまに指一本さされることもしていません」、と私たちは大抵そう思っています。自分で自分を裁判にかけ自分は無罪であるとみんな主張しています。間違いを正しいと思いこみ、間違っているのに正しいと思いこむ間違いをしています。間違いの三重奏です

 

それは私たちは常に、二つの尺度を持っているからです。「人のすることは大変悪い」もう一つは「自分のすることはそう悪くない」と。

 

自分の過失を咎(とが)める尺度と、自分以外の人の過失を咎める尺度とはまったく違うのです。同じ尺度でもメモリや寸法が相当違っていると考えても良さそうですね。

 

自責”の物差しの尺度と、“他責”の物差しの尺度を自分勝手に作り変えてしまうものらしいです。ひどい場合は自己責任に全く気づかず、全てを他人の責任に100%してしまう人が多い様です。この様に全てを他人に責任を転嫁してしまう動物が人間なのです

 

それは自己防衛本能が働くからです。本来は何があっても自己責任が正しいのです。なぜなら種を蒔いたのは自分自身本人だからですよね

 

本来は 何があっても 自己のせい 全て自分が 蒔いた種なり   

人間は 上手くいかねば 他己のせい 他己に責任 転嫁するもの   

人間は 上手くいったら 自己のせい 自分の手柄 誇りたいもの」 これが人間の特徴です。自慢と自惚れが上手なものです。

人生で 起こったことは 自己責任 他己責任では 成長できず」人間の成長まで左右します。 

 

(三浦綾子さん曰く)一つの浮ついた話の例を言いますとね、ある人の隣家の妻が生命保険のセールスマンと浮気をしました。ある彼女は、「いやらしい。さかりのついた猫みたい」と眉をひそめ、その隣家の夫に同情しました。

 

しかし何年か後に、悪口言って批判していたその彼女もまた同様に、他の男と通じてしまったのです。だがその彼女は言いました。「私、生まれて初めて、素晴らしい恋愛をしたの。恋愛って美しいものなのねぇ」と。

 

 笑い話の様ですが、私たちはこの人を笑うことができません。前にも触れましたが、私たちは自分の罪が分からないということでは、この人とまったく同じではないかと思いますが・・・。いかがなものでしょうか?(笑い)

 

 

 

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